命は当たり前じゃない。宿った命へ。

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昨日は、中学生を前にトーク&ライブ。

5月、西尾幡豆JC主催の西尾市、幡豆町、吉良町、一色町合併イベントで、トーク&ライブをさせていただくのですが、

そのときは、この地域の中学生選抜合唱チームとコラボレーションをします。

当日歌う10曲のうち2曲を、彼らの合唱とコラボします。

昨日は、デモンストレーションを兼ねたミニライブ。

この体験を、これからの人生の中で、忘れられない宝物にしてほしいです。

子どもたちに想いを伝えてきました。

命はやわじゃない!

そして、命は当たり前じゃないこと。

ちょっと、いつもより、力が入ってしまいました。

命は当たり前じゃない。

つい最近のことです。

実は、あさひのお腹に、2人の子が宿っていたのですが、

2月15日の検診で、

「とてもいいにくいのですが・・・」

という先生の言葉から、その子の鼓動がないことを伝えられました。

何が起きているか、分からない。しばし、呆然。

でも、自分がしっかりしないと!

自分を奮い立たせ、診察室を出て、泣き崩れるあさひを支えました。

この時期は、こういうことが起きやすく、ほとんどは受精卵の異常と言われましたが、なかなか受け入れられず、自分で原因探しをして、自分を責めたりもしました。

あさひとこの子を守れなかった、申し訳ない気持ちと、後悔と。。。

意味あることとして受け入れるには、まだまだ、時間がかかりますが、家族で乗り越えていきます。

確実に言えるのは、この出来事で、夫婦の絆が深まりました。

優しい、優しい時間が流れています。

今まで嬉しいこと、楽しいこと、夫婦でいっぱい共有してきました。

2人で涙をいっぱい流して、悲しみを共有するのは初めてのこと。これが夫婦なんですね。

そんな中、自分の”今”を見つめなおしました。

何をおいても、本当に優先することを、それはこの家族だって思いました。

あさひは、「流産」という言葉は使いたくない、と言います。

母親として、この子を自然に産むつもりだからです。覚悟はいぶきのときと同じだと言います。

いつも2人で声をかけています。

「ありがとう。ごめんね。愛してるよ」

二度とやってこない、4人で過ごす時間を思いっきり大切にします。

あさひのブログです。

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ずっと出せずにいたブログ。勇気をだして報告します。。

今年のお正月に第二子の妊娠が発覚しました。

妊娠検査薬が、うっすらと陽性反応を示し、私達夫婦は心から喜びました。

喧嘩ばかりしていた私達夫婦を選んでくれたのだから、本当に感謝しかありませんでした。

でも、いぶきの時のような強いつわりがありませんでした。

そして、10週目に入り、吉村医院に行きました。検診したけれど、赤ちゃんの心音が確認されませんでした。

来週また確認しましょうと言われましたが、亡くなる命を受け入れて下さいとのこと。

診察室を出て泣き崩れました。

誰も悪くないと言われましたが、赤ちゃんに幸せを届けられたのか、感謝が足りなかったのではないかと自分を責めずにはいられませんでした。

短い命なら短い命に、もっと愛情を幸せを届けたかったと悔いばかり。

いぶきに赤ちゃんは?と聞くと、私のお腹をさすりました。

まだ小さないぶきがお姉ちゃんになろうとしていたのに、会わせてあげられなくて…本当に申し訳なかったです。

涙が止んだ頃に、母親に電話しました。

わりとサバサバした母親なので、さらっと報告するつもりが、受話器の向こうから震える声が聞こえました。

私は、小さな子供が親の前で泣くように、声をあげて泣きました。

私は泣きたかったんだと思います。悲しかったって、声をあげて。。

母は小さな命が亡くなったことよりも、私の胸の苦しみを感じて辛かったのだと思いました。

母が私に向けてくれた愛情を、私は赤ちゃんに向けられていたのだろうか。

こうして繋いでくれた愛情を、命を私が繋げられなかったことに「ごめんね」と謝りました。

ただ、私はやっぱり幸せでした。お腹に宿った小さな命は温かかったから。

今もお腹の中には赤ちゃんがいます。

赤ちゃんをしっかりと見つめて、この子を自然の力で産みたいと思います。

母親としての役割と幸せを残してくれたこの子に、感謝です。

それに、この子の存在があったお陰で、喜びと悲しみを夫婦で感じさせてもらえました。これが夫婦なんだよと、教えられたようで嬉しかったです。

その日はみんなでこの子を抱いて寝て、優しい時間に触れられて、、やっぱり命は温かいものだと感じました。

旦那とはお互いに謝ってばかりでした。

喧嘩しても、なかなかごめんねが言えない頑固者な二人に、ごめんねと素直に謝る言葉も生まれました。
私達は悲しみに触れましたが、感謝の中にいます。
それを届けてくれた赤ちゃんを誇りに、前向きに生きていきます。

短い命でしたが、この子の命を喜び感じてくださった方、感謝しています。

まだ安定するまでは、ブログでは公表しませんでしたが、私は最近まで吉村医院に通い、ママさんたちと前回の妊娠時のように薪割りやスクワットをしていました。

そしてその妊婦さんの前で、いぶきの時に経験した「幸せなお産」を自慢気に語っていました。

そして、この小さな命をこれから産みます。

お産には悲しいお産もあることを、身を持って知りました。

吉村医院を訪ねた初日、担当の先生に聞かれました。「あなたにとってのお産は何ですか」迷わず「幸せ」と答えましたが、今の私にはわかりません。

ただ、これが命なんだと知りました。

そして、全ての喜びも悲しみも共に支え合うこと、それが夫婦で家族なんだと教わりました。

喧嘩もたくさんしていた私達に宿ってくれた命は、私達夫婦に思いやりを与えてくれました。

そして短い命にも、小さな命にも、この子がここにいてくれた価値を見いだしたかったけれど、その命の価値を、誰よりも夫婦で感じられたこと、感謝出来たことは、私達夫婦にとって、本当に幸せでした。

また、ゆっくりだけど、前に進もうとする私達夫婦を、これからも見守っていて下さい。

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