胃の腫瘍の大きさは6年間変わらず、肝臓、腸の腫瘍は消失

今日、手術を終えて、1週間あまりのIさんから電話をもらいました。

彼女は2006年秋、末期がん宣告を受けます。胃がんでステージ4.医師からは治療法がないと言われ、ホスピス行きを勧められ、遺書も書きました。

そんな彼女、ある人との出会いで、人生が根底から変わります。そして、がんは自分が作ったと悟り、自分と向き合い、自分の中の治す力を高めていく方法でがんと向き合っていきます。

彼女は走り始めます。 2007年3月、西都原このはなマラソン5キロ完走を皮切りに、少しずつ距離を伸ばしていき、2010年は見事にホノルルマラソンを完走。

今回、胃の調子が優れず、出血もあったため、胃の摘出手術を決意。これまで自然療法で治すと覚悟を決め、その道を信じてきたけど、直感が働いて手術を選択します。先輩がんサバイバーからの「自分の信じた道を真っ直ぐ進むのも良いけど、直感に従って、曲がることも必要だよ」とのアドバイスも後押しになりました。
Iさんの手術は成功。胃の7センチの腫瘍は6年前の末期がん宣告の時と変わらず、そのとき転移していた肝臓、腸の腫瘍は消失していたそうです。これはおかしいと、PET検査までしたけど、転移はやはり見られませんでした。

胃の腫瘍の大きさは6年間変わらず、肝臓、腸の腫瘍は消失。6年前ホスピス行きを勧めた主治医がいちばん驚いているそうです。

6年前、ホスピス行きを勧められたIさんは、友人の勧めで、「もう死んでもいい」という気持ちで宮崎の岩盤浴&枇杷恩給施設、ふぁみりーらんどK.川崎に行きます。

そこでIさんの人生は変わりました。

 

ここからは、ぼくがメッセンジャー29号で紹介した、岩盤浴施設のオーナー川崎さんへのインタビュー記事を。

 

杉浦・・Iさんはどんな状態で来られたんですか?

川崎・・Iさんはね~。今元気してるのがびっくりじゃわ。初めはもう末期という感じだった。体重は32キロくらいしかなくて、顔も黒くて、腹水も溜まってて、目だけギョロギョロしてたね。

杉浦・・遺書を書いて来られたんですよね。

川崎・・そうね。遺書とホスピスの紹介状を持たれててね。

杉浦・・彼女にはどんなふうに接したんですか?

川崎・・最初はね、「わたし、ここに死ぬために来ました」って言うんよ。私も「死ぬ人とは付きおうてられんから帰んない!(帰りなさい!)」って言ってやった。

杉浦・・そうなんですね。でもIさんは宮崎に残りますよね。川崎さんはどんなことを話したのですか?
川崎・・「あんた、ガン子ちゃん(がん)誰がつくったの?」って言ったら、「主人がつくった」って言う。「へー、主人がどんげしてつくったんね?(主人がどうやってつくったの?)」って言ったことから始まって、「でも、あんた、ここまで来るのには何で来たの?」って言うと、「主人がお金をくれたから来た」って言う。で、「じゃ、ご主人にまず『ありがとう』言おうよ」って私が言うと、「言えません」って。頑として「言えません」って。「そうね、それが言えたら私も本気になるけん、それが言えん以上はでけん!(できない!) ほんなら帰んない!(帰りなさい!)」って。

杉浦・・川崎さんも本気ですね。

川崎・・Iさん、枇杷温灸受けながら号泣してた。そしたら部屋に戻る前に「じゃあ、手紙を書きます」って言ってくれた。で、その晩に投函してね。次の朝はもうね、別人、「人は心でこんなに変わるものか」っていうくらいにね。

杉浦・・思い一つで変わるんですね。

川崎・・一晩で変わったからね。顔があんな真っ黒で、あれだけ痩せてて、目がもう半分死んでしまっていたけど、次の朝は、それはそれは別人のように目が輝いてた。

杉浦・・そのとき先生はIさんにどんな言葉を掛けたのですか?

川崎・・もうビックリして「どした?」って言ったら、「手紙を投函してきました」って。「あんた見てごらん、自分の顔を!」って言って、鏡を見せたぐらい。

杉浦・・Iさんの中で心の変化があったんですね。

川崎・・お父さんを許したんじゃわね。でね、人を許すということは、自分も許すっていうこと。がんの人に多いんだけど、ずっと自分を責めてきたんでしょうね。そう、心が解けたんだよね。それがいちばん大きかった。

杉浦・・「心を解くこと」これががんの治癒のためのキーワードになりそうですね。僕がIさんに初めて会ったときも、かなり重いんだなぁと思ったんですが、それからどんどん元気になっていきましたよね! 数ヶ月後には、マラソン大会も出場してね。

川崎・・最初は「もう電柱の間の距離もよう走らん」って言ってたから、「走らんでいいとよ。歩けばいいとよ」って言った。でも、どんどん、どんどん距離が延びていって、本番は見事に完走しちゃって、もう本当うれしくて二人で抱き合って涙が止まらんかったね。「あんたが本気になったからよ。よ~がんばってきたね。もう大丈夫、おめでとう!」って言ってあげた。

杉浦・・川崎さんが本気で挑むから、その思いが通じて、言葉もすごく響いていったんでしょうね。

川崎・・「素直」になれたのがいちばんだと思う。あなたの言うように、やっぱり「素直になれば病気は治る」じゃよ。

Iさん、映像になっています!
http://www.youtube.com/watch?v=MqthVDczY2w

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