35号「生まれてくれてありがとう」

Vol35-H1

【35号】
最新号、メッセンジャー35号は「生まれてくれてありがとう」。口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)のお子さん、家族特集です!48ページ。親子の絆、愛が溢れています。子が親を思う気持ち、親が子を思う気持ちは、強く、尊い。人はこんなにも思い合えるのです。もう一度、伝え合いましょう。「生んでくれてありがとう」「生まれてくれてありがとう」を。

☆口唇口蓋裂とは?
日本ではおよそ500人に1人の頻度で生まれてくる先天異常で、唇、上あごが割れたまま生まれてくる。口唇裂だけのこともあれば口蓋裂だけのこともあり、両方一緒に起こる場合(口唇口蓋裂)もある。原因ははっきり分かっていない。
元々胎児は母のお腹の中で、最初は皆、口も鼻も割れている。それが通常なら、赤ちゃんが6~8週目くらいのときにくっ付くのだが、「口唇口蓋裂」は、それが「上手くくっ付かない」という病気。

☆登場人物☆
「愛さない理由はない ~我が子に告げられた病名は、口唇口蓋裂~」の馬場隆行さん。「生まれてくれてありがとう ~医師として、親子に伝えたいこと ~」の中村典史教授さん。「夢 ~口唇口蓋裂で生まれて~」の手塚征宏さん。「あなたは大切な宝物~口唇口蓋裂で生まれた長女は18歳へ~」の南屋敷尚美さん。コーナー「想いは繋がっていく」では、「「命を産む ~2つのお産と向き合って~」の杉浦亜紗比さん。白血病を乗り越えアジア1年間の旅に出る」。その他、連載も充実!

☆連載☆
小松宇瑠さん「小さなカウンセリングルーム お母さんの想い」
ゆう「ゆうのひとり西遊記 ~白血病を乗り越えてアジア1年間の旅に出る」

ぼくも(変酋長)、命について語っています。日本一長い雑誌の編集後記、タイトルは「あなたが繋いでくれた命」むぎむぎ日記)

Vol35-H4

☆ 「表紙裏の書」は書家の優詠さん。

☆ 写真は大嶽幸廣さん。

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メッセンジャーのバックナンバー!!


愛さない理由はない
我が子に告げられた病名は、口唇口蓋裂 ~馬場隆行~

銀次郎と妹の凛子
待ちに待ってやってきた我が子に告げられた病名は、口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)。さまざまな葛藤と苦難の中、笑顔だけは忘れず、私たちは懸命に生きている。

馬場隆行(ばば たかゆき) 鹿児島口唇口蓋裂親の会「もみじ会」の副会長。1964年鹿児島県生まれ、在住。<職業> 鹿児島市・今村病院分院・画像診断センター診療放射線技師主任 <趣味> 釣り、野球


生まれてくれてありがとう
医師として、親子に伝えたいこと  ~中村典史教授~

プロフィール写真
大学病院で、口唇口蓋裂の手術にあたる中村教授。子どもたちへの治療、親の会『もみじ会』の活動、発展途上国への支援を通じて、手術を受ける子どもたち、その親、そしてすべての人々に伝えたいこと。

中村典史(なかむら のりふみ) 鹿児島大学医歯学総合研究科、顎顔面機能再建学講座 口腔顎顔面外科学分野、教授。1957年11月15日生まれ <出身地> 福岡県 <好きな言葉> 志(こころざし)ある者は事ついに成る <好きな本> 柳澤桂子著 「意識の進化とDNA」 <趣味> テニス、登山 <はまっていること> 男の手料理 <ホームページ>鹿児島大学口腔顎顔面外 http://www.hal.kagoshima-u.ac.jp/Omfs2/



口唇口蓋裂で生まれて ~手塚征宏~

メイン写真:右下に「右が手塚征宏さん」
中学生のとき、涙ながらに病気のことを伝えてくれた母。このとき、自分の進むべき夢がはっきり見えた。「歯医者になって、今ここで泣いている母親と同じ立場の人たちを助けたい。自分は口唇口蓋裂で生まれたけど、自分は生まれてよかったと心から言えるし、病気なんて気にせず、たくさんの友達に囲まれながら人生を楽しく生きている。自分の姿を見てもらってお母さんたちに元気を与えたい」

手塚 征宏(てづか まさひろ) 1985年2月15日生まれ。鹿児島県出身、在住。<趣味> 読書、昼寝 <はまっていること> ハイボール <夢> 小さい子どもたちが自分を見て歯医者になりたいと思えるような歯医者になること。早く結婚すること。


あなたは大切な宝物
口唇口蓋裂で生まれた長女は18歳へ ~南屋敷尚美~

メイン写真2
次女の佳那は「口唇口蓋裂」で生まれてきました。5回の手術を乗り越え、今も治療の続く娘に、母として伝えたいこと。「先の見えない治療をよく頑張ってきましたね。母親ながら“すごいなぁ~”と尊敬していますよ! 長かった矯正治療もあと少しで終わりを迎えようとしています。笑うと今も左側にできるエクボ、佳那の笑顔が大好きだよ!」

南屋敷 尚美(みなみやしき なおみ) 1967年8月26日生まれ、鹿児島県鹿児島市在住。鹿児島口唇口蓋裂親の会『もみじ会』会長。夫一人、娘二人、息子一人の五人家族。<趣味> スポーツ観戦&応援 <夢> まずは日本一周旅行、そして世界一周旅行へ行きたいです。<好きな映画> ローマの休日


命を産む
2つの命と向き合って ~杉浦亜紗比~

誕生
私が体験したお産は2回。仮死状態の中で息を吸ったいぶきと、生まれたかった真っ白な命。どちらも、私は変わらない温かな命を抱きました。私は二人の母になりました。どんな命を前にしても、母にしてもらえた私は「幸せ」です。

杉浦亜紗比(すぎうら あさひ) 1950年2月7日生まれ。岐1977年6月21日大阪府に生まれる。愛知県岡崎市在住。メッセンジャー編集長・杉浦貴之の妻。美容学校の講師、ヘアメイクアップアーティスト、NGOオイスカのサポートのもと、マレーシア・ボルネオ島ティウロン村の支援をしている。2009年11月、長女を自然分娩で有名な吉村医院にて出産。 http://tiulon.web.fc2.com/ http://tiulon.blog44.fc2.com/


<連載

小さなカウンセリングルームにて  第2回
~心理カウンセラー・小松宇瑠~「お母さんの想い」

文中のどこかに入るかなメッセンジャー変酋長・杉浦貴之の良き相談相手&専属カウンセラー?

自分だけでなく、たくさんの人に、こまっちゃんこと、小松宇瑠さんの思いと言葉に触れてもらいたく、連載をお願いした。

小松宇瑠(こまつ うる) 1965年生まれ、兵庫県出身、東京都在住。 <HP>  http://positiko.web.fc2.com/


ゆうのひとり西遊記
白血病を乗り越えアジア1年間の旅に出る

ドクちゃんと

メッセンジャー29号に「しょうがないことなんて何もない!」というタイトルで寄稿させていただいた現在25歳のゆうです。そこにも書きましたが、僕は16歳で白血病を宣告されました。当時、主人公が白血病で亡くなる小説にショックを受けたものの、同時期にテレビで観た白血病患者のドキュメンタリー番組に大きな勇気をもらい、僕は復活への一歩を踏み出しました。ドキュメンタリーに助けられた僕は、今度は自分が映像の力で人を救おうと、大学で映画製作を学びます。そして大学卒業後、自らを主人公にしたドキュメンタリー映画の製作のために、アジア14ヶ月間の旅に出ました。この旅で得た宝物を、これから何回かに分けて、旅日記として皆さんにおすそ分けしていきたいと思います。ゆうちゃんぐーす1979年生まれ、名古屋市出身、在住。<趣味> ハーレー <メールアドレス>

 

 


日本一長い雑誌の編集後記 「あなたが繋いでくれた命」
変酋長のつれづれ日記 ~杉浦貴之~

左が中村教授、右が馬場隆行さん
3月19日、宮崎県西都市で行われた、東日本大震災復興支援チャリティートーク&ライブ、翌日の「西都原このはなマラソン」で起きた奇跡の数々。
どんな命も価値があって、意味がある。そしてその存在が必ず誰かの幸せに繋がっている。まずは目の前の親が全身全霊で伝えてほしい。
「私はあなたが生まれてきてくれて、生きていてくれて、こんなに嬉しいよ! こんなに幸せなんだよ! 生まれてきてくれてありがとう」
そして、その命の存在そのものを肯定してあげる。
「あなたがあなただから素敵。大丈夫だよ」
親のこの想いを受け、ぼくは、がんを宣告された28歳にして初めて、自分の存在を認め、受け入れることができた。

メッセンジャー編集長兼変酋長&シンガーソングランナー。愛知県出身 杉浦貴之 1971年5月29日生まれ。
28歳のとき、がん宣告。余命も早くて半年と宣告されたが、今はがんになるよりも元気!

 

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